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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

こんな人いてます?

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として

業務する毎日…

今日も生理機能検査を担当していました

目の前にいてはる男性患者さんの体重は

【94キロ】でした

【今から動脈硬化の検査をしますね】

【お願いします】

【まずベッドに仰向けで寝て血圧計を両足首からつけますね】

【はい…】

【あ!】

【やっぱりつけれないですか】と男性…

(男性の足首はかなりふとくて血圧計がうまく巻けない)

【なんとかなりますよ】というか

【なんとかしない】と

検査にならない

【こんな人いてます?】 男性は 申し訳なさそうに言う

普通にただふとくて…というだけならいいのですが ふくらはぎが凄くふとくて…

足首が細い…

形としては まさに逆三角形だ

血圧計を巻くと 考えてもわかると思うが形は崩れるんですよね…

そんな状態で 検査はすすみ 足首血圧計の圧力は240くらいいってました

本当にテーピングでもしないと 測定中 圧力かかると バリバリ…

剥がれるんです

テーピングする

手で軽く支える

本来は簡単な検査ですが 人によっては ずいぶんと変わってくることがわかりました

レスラー並みのふくらはぎの筋肉…

検査としては 難易度高かったエピソードでした

もっと摂生しとけば良かった…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

足を切断せざるをえなかった糖尿病患者さん…

【もっと早く摂生しとけば良かった】と後悔されていました

多くの人は 自分が病気した【成れの果て】を想像できないようです

もし…過剰な甘党で

【今以上に甘党がすすんだら】

→糖尿になる

→末梢神経障害になる

→網膜症になる

→腎症になる

など容易に想像できるだろうか

つまり合併症にならないように何ができるかです

この患者さんも

糖尿がすすみ 下肢の末梢の血流が悪化、壊死してしまいました

【こうなることがわかっていたら】

この言葉を言う患者さんも少なくありません

また糖尿は 酷くなると

末梢神経障害をきたしますが

そうなると 【痛みを感じない】

私たちは 【痛み】を感じるから 【反省】もできるし 【こうなりたくない】と思えるんですよね

病気を進行させないためにも【普段から健康に気をつけて】欲しいなと思うエピソードでした

安心したからかな…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も生理機能検査を担当していました

検査は24時間装着の

ホルター心電図です

【症状ありました?】

つけてるから安心?

【昨日は症状なかったですわ】と言う

時々おられる。

普段なら 何かあったら

どうしよう…

そんな気持ちが 症状を

生み出す…

ホルターをつけたら

何かあっても 記録されてるから 医師には伝わる

逆に そんな安心感が

症状を欠き消す可能性もあることを知っておかないといけない

症状がでるときって…

筯夜だから不安

筯一人だから不安

筯何かあったら不安

不安な気持ちがおこる

すべてのタイミングで

症状はでると思う

検査のときに うまく症状でてくれたら 診断は

スムーズにつくんだけどな…

本当に思います

まさか心臓なんて…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も、いろんな患者さんと出会います…

その中で

【まさか心臓なんて】と言った患者さんがおられました

人は何かの病気になります…

時々 病気もせず

ただ 寿命を全うする人もいる

本当にすごいなと思う

この女性患者さんは

みぞおちあたりに 不快感を感じておられました

【まさか心臓なんて】

一般の人なら思わない人が多いだろう

私ら 医療に関わるものなら あらゆる 可能性を 一度は考えます

一つ一つ検査を受け

可能性を消していきます (原因を消去していく)

女性患者さんは 結果的には 心窩(か)部の心筋梗塞疑いでした

カテーテルもすみ 命に別状なかったから

こんな話ができているのです

生きている…

ありがたい話ですよね

よく患者さんに言う言葉に…

【人は一度は病気になる。最大の目標は二度と同じ病気にならないように】

何かしら対策がとれるか生活の改善ができるか

と話しています

再入院しないように

お願いしますね

…よく話しています

お大事に

楽になってないけど…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

肺機能検査を

担当していました

検査で携わった数名の患者さんの中には…

肺の酸素取り込み能力が低い方もおられました

(酸素化が悪い)

そんな方には…

【在宅酸素】が導入されます

略してHOT…

その男性患者さんと何気に会話をしていました

患者さんの言い分…

【在宅酸素したら呼吸楽になる】と医師から聞いていた

結果的には…

【全然変わらんけど】 【楽になってないけど】 との話

患者さんは 治療内容までは【理解していない】ことが多いもの

医師は 自分の知識の範囲内で 指示をだす

時には 治療がうまくいかなかった(効果がなかった)症例もあるだろう

在宅酸素については…

筯医師の指示が適切だったか(酸素流量?)

筯患者自身が楽になった と感じているか

がポイントになるだろう

いろんな治療法があるけど 患者さんが

【楽になった】と言って初めて成功したと言える

責任持って治療する

って難しいですね

症状あり は要注意ですよ

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

検査は心電図…

患者さんは肝臓外科から来られています

【痛み…あるんですか】【症状はないんですよ】

しかし、油断は禁物…

患者さんは【肝臓】の病気を患っている女性でした

肝臓は【沈黙の臓器】と言われるくらい…

症状が出てきた時には

時すでに筯筯なのです

女性患者さんいわく…

【症状ないのに、手術前検査、そして入院】

【なんで私が…】

そう思います

でも先生が…

【すぐに入院や】

【入院せなあかん】

言うから

【私は全然元気…】

だそうです

病気を受け入れるって本当に難しいことですね

何かしら 【症状】あれば先生の言われること(手術前検査や入院)が納得できるのだろう

他の患者さんで…

【症状はない…】

【だからなんで入院?】とか 全然納得いかんらしいとの話です

人って 【症状あるから】入院や検査も納得できる

症状あるから…

【早く治したい】という 気持ちになるんです

【症状】と【納得】か

難しいな…

まさに

【症状あり、要注意】と感じるエピソードでした

最近、運動されてますか?

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日はトレッドミル…を使った負荷心電図検査を担当していました

【最近、運動されてますか?】という質問をしたのは…

50歳代の女性です

トレッドミル検査をうける目的は…

【糖尿病合併症検査】の一環で 今現在の運動能の評価です

結果的には

年齢に応じた目標心拍数までの運動はできず

少し早歩きした時点で

【息切れ】【下肢疲労】があったため続行不能でした

【普段運動されてますか?】

【全然してない】とのことでした

筯運動不足の人や高齢者を検査するときは ベルト上で 転倒の危険がでるため 注意が必要です

検査をするときは

予想もしてないことが起こるものです

本当に【細心の注意】を払って検査に挑まないと大変な事故につながることもある

何か起こって当たり前

この人、何かあるぞ…

という気持ちを持って担当しています

こわい

こわい…

ヘルニア痛いですよ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も手術前チェックの患者さんが検査に回ってこられる

略して…

【術前チェック】

その患者さんは 外科からこられていた男性でした

【後日、何かの手術受けられるんですか?】

【はい、ヘルニアです】

【ヘルニアってめちゃくちゃ痛いって聞きますが…】

【痛いなんてもんやないで…】

【今はなんとか治まってるけど…】

患者さんの表情から察するに…

相当痛かったのだろう

それが伝わってくる

私らスタッフは 学校で 病気の勉強をする

そして…

病気を患う患者さんに

どう接するべきか

その対応はとても大切

です

あと 足らないものがあるとすれば…

【実体験】だろう

人は 病気になって初めて患者さんの気持ちがわかる

しかし、大病になってしまうと業務にならないので…

軽い程度の病気にかかり ひどくなったら

どうなるのか を経験するべきだろう

まさに体験から勉強する必要があると思う

実際に 同じように病気にかかり 気持ちを体験しなければならないのは

手術する医師かもしれない

気持ちのわからない医師なら 自身の腕(技量)のみで対応しようとするだろうな

私ら 回りを支える スタッフも 同じ…

私を含めて

医療従事者は 痛みを知るべきやと 感じたエピソードでした

怖くて乗れんよ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

先日から何人か連続で

【眼科からの心電図】依頼を見ました

【目の調子どうですか】と唐突に聞きます

すると患者さんは 自分の今の目の状態を話しはじめます

筯もうすぐ目の手術

筯片方ずつ手術すること 筯夕方暗くて怖いこと

筯自転車に乗れないこと など

目が見えなくて

文字が読めなくて

曇りガラス様で

人によって 強調して言われる内容は多少異なります

でも やっぱり目は目です

入ってくる情報の8割以上は視覚からのもの

目が見えなくて困る多くの患者さんから 聞いた言葉を 参考にいろいろ考えさせられるエピソードでした

【怖くて乗れんよ】

それ聞いたときは

夕方〜夜の自転車、本当に怖いやろうなと思います

お大事にしてください

調子どうですか

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

最近の調子どうですか?という質問をします

以前調子が悪くてカテーテルや手術をされた人…

不整脈で症状の訴えがあった人…

さまざまです

【調子ですか】

その後の返事には

二通りがあるだろう

一つは

【ずいぶん楽です…】と改善を話す言葉

もう一つは

【変わりませんね】と

いう言葉です

そう 期待するのは

前者の返事です

人は 一度病気をされると その部分(臓器)が再発しないように ずっと気にしていくだろう

気にされるから その部分(臓器)は悪くはならないかもしれない

でも それ以外の臓器が悪くなる可能性がある

人の体は 意識して 気をつけてる部分に関しては 予防が可能ですが

全身くまなく 意識しつづけることは できません

期待するのは

【改善】の言葉やけど

なかなか簡単ではありませんよね

そんなこと感じたエピソードでした

もうすぐ年末ですよ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

ふと ふりかえると

もうすく年末…

毎日、バタバタの中で

いろんなことがありました

また、病院で検査をうける入院患者さんの中には

【今日が何月何日なのかわからない】人がいる

病室にカレンダーらしきものがないため意識してないと本当に月日や曜日がわからなくなるだろう

朝早くなら…テレビで今日が何日なのか…

画面に日付が出ていますよね

テレビからの情報を利用されている患者さんもおられます

また、入院患者さんには今日が何月何日なのか

今日が何曜日なのか

それほど重要ではないのかもしれませんね

リハビリの際に

【今日は何月何日なの】【今日は何曜日なの】と聞く人もいます

【もうすぐ年末ですよ】【そうですよね】

【毎日、生活していると一年なんてあっという間に過ぎるわ】

入院の長い人なら

【一年の大半は入院生活】といいだす人もでてくるだろう

月日

曜日

時間

場所などの見当識

見失わないようにしたいもんですよね

そんな話をしていました

歩ける季節来ましたね…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

うちの病院には

糖尿病、心筋梗塞を患う患者さんが多数おられます…

検査で出会す患者さんに【失礼ですが糖尿病お持ちでしょうか】と問う

何人かは…

【指摘されました】と言われる

それくらい 家族性の要素(遺伝)をお持ちなのか

生活習慣の影響からか

また、そのような患者さんには【歩行】をすすめています

ただし 散歩みたいな だらだら歩きは おすすめできません

どちらかというと

一人で はや歩き程度の 【疲労感】が必要やと思います

血糖を消費するぞ という勢いが必要やと思います

そう簡単には 下がらない血糖値…

ひどくならないように

頑張って歩いてくださいね

歩きやすい季節をうまく 活用しよう

タール減らしてるから…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

先日、肺活量の検査の際…

こんなこと言ってはる患者さんがおられた

【タール減らしてる】

からと かなり自信が感じられた

でも 果たして 自信持つこと?

【タバコ吸ってますか】 【はい、吸ってます】

では

【タバコ止めれますか】 【たぶん無理…】

でも…

【タール減らしてる】からいいと言っておられた

この患者さんが 外科手術を受ける予定があるなら 外科医は 手術はしないだろう

外科医は タバコ吸ってはる人の手術がかなり やりにくいのを 認識されている

手術が決まってからは 当日まで 【禁煙】を指示しています

指示を守れない患者さんの手術はしない

患者さん側の意見としては 少しでも(タール減らしてる)努力してるのを認めて欲しい ことだろう

タールを減らしても

本数を減らしても

タバコの依存に負けていることに変わりはない

私(との菌)も かなりの甘党…

もし 手術前…

タバコのかわりに 甘党を一切やめること と指示されれば 同じように 苦痛です

わかるんですよね…

依存しているものを やめる意志…

本当に自身との戦い…

医師を頼りにしているなら…

手術して欲しいなら…

今は指示に従う(タバコなら禁煙)べきだろう

そんなこと感じた

エピソードでした

クリップより強い鼻

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は肺活量の検査をしていましたが…

ちょっと大変な方がおられました

【クリップより強い鼻】の力… それが第一印象でした

肺活量の際には 筒状の器具をくわえて口呼吸で検査をしてもらいます

鼻はクリップでもれないように密封します…

しかし 時々 小鼻の力が強くて クリップしてても跳ね返し、隙間から 呼吸してる人がいる

そうなると…

あきらかに検査のデータが変なのがわかる

(息漏れがわかる)

年齢的にもっと出来ても良いはず…つまり結果は 低めに評価されることになる

【すみません、息が漏れてるみたいですのでやり直しします】

【クリップではなく、私が指で挟みますね】

【はい】

案の定…指で挟んでみるとわかりました

小鼻の力…

クリップを跳ね返す力…

本当に凄い…

小鼻を触った第一印象がまさに【硬い】…でした

検査室にあるクリップの力では 一般的な方の鼻しか塞ぐことはできません

これからも…

データをよく観察し

漏れてるんじゃないかと疑いながら 検査をすすめるべきやと感じました

いつもガラガラ声…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も生理機能検査を担当していました

検査は肺機能です

【いつも…そんなガラガラ声なんですか?】

【そうやな、ずいぶん前からかな】

【痰は出るんですか】 【痰はあるのは…ある】 【けど…出しきらん】

【出しきらんって…うまく吐き出せないってことですか】

【吐き出す力ないみたいやから】

その後 息をふーっと吐く肺活量の検査をしてみました

患者さんの言う通り…

肺活量は弱いイメージの結果でした

このように【肺活量】が弱い人は 痰がたまってきても うまく処理しにくい…

ということから

【いつも ガラガラ声】

となる

声は その人の 雰囲気をつくる要素の一つ…

できれば

咳も せず 痰も しっかりだして 聞きやすい声質で話したいものですね