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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

男の子はやりにくい…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます。

臨床検査技師として業務する毎日…

業務の中に【脳波】がある。成人の脳波もあれば 小児の脳波もある

小児脳波には覚醒脳波もあれば、睡眠脳波もある

睡眠脳波には鎮痛剤(小児では10%トリクロールシロップがよく使われる)

今日の依頼は小児科からこられていた2歳の男の子(鎮痛されてないと動いて脳波検査にならない。落ち着きがないイメージがある)

でも2歳の女の子ならずいぶんやりやすい…

(同じ年齢の男女なら女の子の方が落ち着きがあり検査はやりやすい)

鎮静剤を使わなくても 脳波の電極を安定してつけさせてくれる…

【電極を頭にとりつけさせてくださいね】

【うん…】(男の子)

(もう少しお兄さんになったら検査もしやすいんだけど…)

小学生中学年くらいだろうか…(やりやすいのは)

椅子に座り後ろから頭に電極をいくつかつけていく…ほぼ毎回 後ろに振り替えるだろう

(これなあにって感じで)ときには電極のコードを触るだろう

突然の動きに本当にびっくりします…

落ち着きがない…って言ってしまえばそうかもしれない

ましては2歳くらいなら 言ってわかる年齢ではない

シロップ飲ませて 少しでも寝てる間に ささっと 電極つけてしまい ささっと 脳波記録をとる

起きてしまうと ノイズ ノイズ ノイズ…

判読できる脳波にはならないからだ

CTやMRなどの画像診断ならなおさら 少しの間 おとなしくしてないと 判読できる画像にはならないだろう…

最悪泣かれると どうしようもない…

どんな検査でも いかに うまく 記録をとるか… いかに綺麗に画像をとるか…

いかにうまく採血するか…

コミュニケーションとれない年齢って本当に大変やと思ったエピソードでした