血管なくなるらしいんです…
おはようございます。
との菌です。(*^_^*)
いつもありがとうございます。
臨床検査技師として業務する毎日…
今日は夜勤
今は夕診帯…診察前の採血が必要な患者さんが採血場にくる くる くる…
【すみません…採血お願いします。】
(手押しブザー音が鳴る)
【はい…少しお待ちください】
【筯筯さんですね…採血します】
【…】
【どちらの腕からするんですか?】
【あっ、決まってないんです】
【とりあえず、両方見せてください】
(両腕を採血台に…)
【えっと、左にしますね】
【私、よく血管がでにくい言われるんですよ 】
【大丈夫です】
(駆血帯絞めてはっきり血管はでている)
【何人も採血者代わり代わりされて、うまい人で終わる感じなんです】
【わかりました】
(血管出てるから一発で終われる自信あった…)
【針刺すときにチクリとします。】
(すんなり逆血あり)
(なんだ普通やん…)
その時…である
【あっ、血管がなくなった】(薄い緑色が全くなくなった)
【そこから皆さん針動かして探すみたいなんです】
【わかりました】
【私は針は動かしません】
【手は軽く握っていてくださいね】
【ゆっくりしっかり深呼吸…】
【吐く方重視…】
(呼吸法で回復願う)
【あっ、少し血管見えてきました】
【早くとれないけどとれてるんでこのまま、いきますね】
(結果、一度の採血で針動かさずに終わった)
【先生、さすがですね】
【あっ、お褒めの言葉ありがとうございます】
【初めは逆血あったんやから針の位置はあってるんです。あとは血管が膨らんだら血はとれる】
【そう思ったんで動かさず…】
【動かさず…】
ひたすら膨らむのを待つ…
【ありがとうございます】
【久しぶりに一度の採血で終わったので嬉しかったです】
【それは良かったですね】
無理に動かさず
じっと待った方がいいときもある
そう感じたエピソードでした