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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

声かけない方が…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は午前中 心電図検査をしていました

【筯筯さん、どうぞ】

【はい…】(女性患者)

(家族さんは旦那さまか)

【心電図します。】

【耳が遠いので大きめの声でお願いします】

(旦那さまに言われる)

【あっ、わかりました】

大きめの声で…

【筯筯さん…ベッド上で仰向けになってください】

(記録中は少しでも動くと波形の乱れにつながる)

下手に声かけない方がいい人もいる

心電計の波形はきれいに描けている

【では楽にして】といいながら記録スタート…

あと少しで記録が終わるころ 患者さんは動かれる

【あっ、動かないで】

(再度記録開始…)

耳が遠い高齢患者さんは 反応が遅い…

心電図記録は10秒くらいで終わるが 声かけ(では楽にして) を気にしてから 動く(体を楽にする) その反応のラグを考えると

うかつに声かけない方がいいときがある

【あっ、しまった】

(心の中でつぶやく)

今まで何人か 耳が遠い患者さんを心電図検査したけど やはり 余計な言葉は言わずに 波形きれいになったら 素直に記録開始…

すみやかに終わる方がいいときがある

そんな患者さんとのやり取りを感じているエピソードでした