ga('create', 'UA-58701863-1', 'auto'); ga('send', 'pageview');

患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

逆に…どこか悪いのかと

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も理学療法士の先生方と入院患者さんの運動リハビリに励む…

こんな話をされていた患者さんがおられます

【逆に…どこか悪いのか】と。

さて、どんな内容か

自分の体は 【自分が一番よく知っている】はずですよね

筯調子が少し悪くなった

筯調子が改善してきた

筯一旦治ったけど また症状が出始めたなど…

普段のちょっとした変化に敏感になって欲しいと思います

さて、話をリハビリ患者さんに戻します

患者さんの運動前 血圧をはかります

【92/49】

【え?何でそんなに低いの…】と驚かれる

【筯筯さんだけやないですよ】

【みんな一律血圧下がってますよ】

【本当にか?】

実際に【心臓】への負担を少しでも減らすことが大切です

ここで考えて欲しいのは【血圧低下時の落差】です

例えば…

元が

【110/51】の人が

【86/43】という落差 と

【189/112】の人が

【93/48】という落差とでは かなりの差があります

前の患者さんは…症状などはなくて ただ数値が低いなと話される

後の患者さんは…本当にしんどいと話される

(どこか悪いのか?)

健康のバロメーターの中に【血圧】もあります

人の体は あらゆる環境に対して

ホメオスタシス(恒常性)の作用で ほとんどのデータは一定に保たれている

患者さんにとっては

いつもより 下がってる

いつもより 上がってる となると

逆に【どこか悪いのか】と不安になるのです

【心臓の負担を和らげるために…】

血圧を少し下げてることをお伝えするようにしています

本来の味付けなんだろうな…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

日常の運動リハビリで関わる患者さんは大半が循環器科の人たちです

病院食の味付けに関していろんな意見が飛び交う…

そんな方は大抵

次のような特徴がある

食事の面では

筯塩分のとりすぎ

筯水分のとりすぎ

筯美味しいもの食べてたら健康維持できると思っている

運動の面では

筯基本的な運動不足

筯自分にあった適度な運動をしていない…

筯歩いてればいいと思っているなど…

何人かの人が言っておられました…

また

【病院食は味付が薄い…はっきり言って美味しいとは言えない】

【喉を通らない】

【何食べてもおんなじ】【余計に喉が渇く】

といった声が聞こえて来る

食事だけに目を向けるなら 退院後は脂っこいコッテリしたものは出来るだけ控えて欲しい…

かわりに野菜や魚 海藻 茸類などをメインで食事して欲しいと思います

筯味付けに関しては…

入院してはじめて

【こんな薄い味付け】にびっくりされる人の方が多い印象です

よほど 普段の味付けが濃いものなんだろうな…

でも 患者さんの中には…文句をいいながらも

【これが本来の味付けなんだろうな】と話す方もいます

【退院後、あんな食事にかえれるかな】

【嫁さんに言っとかないとあかんな】と言われる

やっぱり

美味しいものには リスクがついてまわるものなんだろうな

毎日のことやから

【たまには美味しいもの食べたいな】くらいにせなあかんのやろうな…

患者さんは今回の【発症】に懲りたみたいでした

風弛めて欲しい…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

毎週、睡眠時無呼吸の検査やcpap治療に携わっています

先日cpap導入に際して治療のため一泊入院したばかりの患者さんから(自宅から)電話連絡がありました

その内容は…

【先日お持ち帰りした機器の風…あれのせいで喉が渇いて痛くなるんです】

【できれば風弛めて欲しいんですけど】と言う

無呼吸の治療器なのに風圧を弱めて欲しいと…

入院時 寝てる間に発生した無呼吸(舌根沈下)のオンパレード…

それを軽減させるためには 一定以上の風の勢いが必要でした

翌朝、それらを説明 数値上ずいぶん改善が見られたことを理解してもらったはず…

理解して機器をお持ち帰りしたはず…

なのに…後日 連絡が入る【鼻の奥が痛くなる】と…【喉がカラカラになる】と…

これらに対しては

【加湿器】を準備することになる

部屋の中に置く加湿器より 直接鼻からはいる加湿の方がよほど効率がよい

というのは…

部屋の中が【ぼとぼと】にならなくてすむからです

さて…

先ほどの件ですが

【風を弛めて欲しい】 風を弛めれば 垂れ下がる舌を止めることはできません

気道の狭窄である【いびき】も抑えることができません

これらのことを患者さんに説明し 理解してもらいました

筯風が冷たい

対策として…

加湿ではなく加温する

筯風の勢いが強い

弱めることはできませんので加湿された空気を吸ってもらうことで納得してもらいました

季節がら 冬場は 乾燥しがちですので 【渇き】の電話連絡は少なくありません

逆に夏場は 多くありません

夏場は ゴム製品のマスクで顔の皮膚が蒸れる…ことがよくある話です

また

風を弱める場合があるとすれば

次のことを お伝えします…

それは…

筯本当に痩せられたことで 体内脂肪が減った時…

筯本当にcpap治療に嫌気がさして継続が困難なとき…です

病気に関しては…

【嫌だからは通用しないんですけどね】

無呼吸を減らせなければ【血栓】ができますよ…

怖い話です…

え?どうしたらええの…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も1F生理機能検査を担当していました

ちょうど心電図の準備が整い…名前を呼ぶ

【筯筯さん】

(筯筯さんは女性患者)

大半の入院患者さんは車椅子搬送で病棟スタッフが連れてきます

【心電図しますね】

(ずっと咳きをする)

【咳酷いですね】

【何時からですか?】

【昨晩からかな】

【同じ部屋で結核疑いの人いたんですよ】

【それ…最悪ですね】

【その人も酷く咳き込んでたんで…】

【凄く心配です】

【もしかして感染とかあるかもって考えてました】

【その人は…今は筯筯センターで治療されてるらしいです】

【熱もあります?】

【そんなに酷くないですけど…】

【微熱かな…】

【空咳ですか?】

【ずっと空咳です】

【痰は?】

【痰は出ないんですよ】

結核の検査は質の良い痰が必要です】

【唾ではできません】

【自然喀出の痰がでなければ 吸引での痰が必要なので 少々しんどい思いしますよ】

【吸引されても出ないと思います】

皆さんも 同じ部屋に入院されてる人との感染…

感染疑い…

心配…

不安…は経験あると思います

個室は1日 7500円 か 8500円の部屋がありますが

凄い金額になりますしね 何事もなければ 大部屋にしたいところ…

ただし 同じ部屋にいてる人が どんな人なのかが問題です…

自己退院言いふらす…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も入院患者さんに運動リハビリを施す…

さて、患者さんの…

筯症状の軽減や改善

筯動作ADL向上

(日常生活動作レベル)

双方の進み具合で退院が見えてきます

医師(主治医)はそれらを総合的に判断しますし

理学療法士から退院に向けての評価をうけとる

しかし、中には

【もう退院らしいで】と自己退院言いふらす患者もいる

【あっ、そうですか】

と話を終わらせ

ふとカルテを眺めても

どこにも退院情報は記載されていない

つまり、患者さんが勝手に【退院や】と言ってるだけということになる

誰も退院なんて 一言も話してないのに 勝手に言ってる人がいるんですよね

それでも医師の指示に従わない人であるなら

本当に 放り出される(ある意味退院か…)こともあります

退院後 自己管理できる人なら いいのですが…

単に自分勝手な人なら 本当に論外…

お互い人間関係で成り立っているので 医師からも 看護師からも まわりのスタッフからも見放されてしまうことになる

過去にそんな患者さんもおられましたが 退院後 どうしてはるのやら…

自己退院でなくても 何度も 【入退院】繰り返す患者さんも少なくありません

そう考えると

本当に【自己管理】って大変なんですよね…

やっぱり 入院期間中くらいは 心の中では文句言ってても

表面上は うまくやりすごさないとだめですよね…

人生の長さから考えると 短い期間だ…

頑張って患者さんたち…

こんなん嫌や…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【こんなん嫌や…】という患者さん…

さて、病院内に入院されている患者さんの中で【尿】の管(バルーン)をつけられてる高齢者は多々おられます

尿意を感じると 勝手に(自然に)バルーン内に尿はたまっていく

第三者から考えると【楽】だと感じるかもしれません

しかし、実際に装着している人にとっては【痛い】【気持ち悪い】意外の何者でもない

話を伺うと…

【つけてる感覚はあるけど尿を出すという感覚はない】そうです

(勝手に出る感じ)

【痛み】さえなければ… そう考える人は少なくないはずです…

でもちょっと考えてください…

筯尿意を感じてからトイレいくまでに【漏れ】たらどうしますか

筯トイレにいくための【動作】が遅くないですか

これらを防ぐ目的での【尿】バルーンはある意味…必要かも

【尿路感染】に関しては 一度排泄した尿が再び戻るような配置(位置)にバルーンがあれば 感染はあり得る話ですね

ひとたび感染が起こると 侵入した菌により 殺られるかもしれません

本当に恐ろしいことです

ベッド上で寝たきり…

ただ【つけてる】のが嫌という理由は どうだろうか…

しっかりと病気を治し自分でトイレ動作できなけれは【リスク】の方が大きいのかもしれませんね

【感染】怖い怖い…

でも【尿】バルーン

こんなん嫌や…

もう、終わった?

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も1F生理機能検査を担当していました

検査は心電図…

その男性患者さんは言う

【もう、終わった?】

さて…

【筯筯さん、心電図します】

【中へどうぞ…】

心電図室へ案内する

【心電図しますのでベッドで仰向けに寝ます】

【お父さん、耳遠いのでもっと近くでお願いします】

(付き添いの家族さんが言われる)

【はい、わかりました】では耳元で…

【筯筯さん、今から心電図しますね】

【胸の検査なので服を脇までたくし上げてもらっていいですか?】

【こんなんでええか】

(お腹くらいでした。つまり、全然…)

【もう少し上げますね】 【あと手首足首がでるようにまくりますね】

(手首はすんなりいった) (足首には…きつめのタイツのような)

【これ、結構キツイですね】耳元で…

【寒がりの冷え性やからな…】

【なかなかキツイのであきらめます】

【代わりにお腹に両足の電極つけますね】

【…】

心電図の吸盤を外し

電極シール と シールを挟むクリップを準備…

少し時間がかかったが…その間、男性患者さんはベッド上で待っている

【もう終わったか?】

【すみません、まだ心電図準備してます】

【遅いな…】

キツイタイツ→両足首の電極→お腹に電極→時間がかかった

【遅いな…】

【もう、終わったか?】

筯耳が難聴

筯キツイタイツ

筯電極交換

で時間かかってるのに

【もう、終わったか】はないだろう

患者さんは検査の細かい部分はわからない…

当たり前の話ですが

なにが簡単で なにが大変か 理解できないだろう

一般的に多くの高齢者は【せっかち】になりがちです

体の特徴を理解し

時間のかかる高齢者が次の準備をしやすいように先回りで行動することが大切なんだと 理解したいところです

まだか?とか

遅いな…とかは言わないでほしいなと思うエピソードでした

自分だけやで…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は1F生理機能検査を担当していました

【自分だけやで…】

そういう男性患者さんは【糖尿病】の家系…

さて…患者さんが受けられた検査は【SPP】と【ABI】でした

SPP:皮膚かん流圧測定

手先足先など末梢の血流測定です

ABI:上腕下腿血圧比

腕と足首の血圧から求める比です

(動脈硬化の検査)

今回、患者さんは他病院の先生から…【足切るか】と言われていた

いろんな医療機関のツテをつかい 足を切らなくてもすむ やり方はないか

必死で探していたそうです

幸いうちの病院では

足の指だけの切断ですむという情報を入れ

ここにこられていました

【筯筯さんの家系で同じような病気または状態で辛い思いをされている人いてはるんですか?】

【いや、自分だけやで】

【筯筯さんは特別なんですね】

【特別か…】

【そんなこと言われると不思議な感じやな】

大抵 家系…遺伝の要素がある家では 兄弟姉妹など 横の並びにも 同じような状態の人いるものですよね

まだ症状として発症してないだけなのかもしれません

病気みたいな 【特別な経験】はいらないですね

これ以上ひどくならないように 生活に工夫を…

お願いしますね

一旦 もどりますね…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

ときどきあることですが

リハビリ室まできた入院患者さんをつれて再び病棟にもどらないといけないエピソードがある…

【一旦、もどりますね】 こんな感じか…

筯リハビリ中に急に血圧がさがった

筯しんどいしんどい言われる

筯眠くて姿勢保てない

筯便がでてしまった

筯転倒した

筯嘔吐した

筯傷口からの出血

などです

今回のエピソードは

その中でも…

リハビリ室の中で便をしてしまったときでした

その男性患者さんは

ここ数日 便通はなかったそうです

【お腹は張ってるんですか?】

【いや、それが全然張ってる感じせんのや】

【ここの食事では押し出すほどの量ではないから便でないでしょう】

【もっと腹いっぱい食べなあかんな】

【下剤や浣腸はされましたか?】

【はい、今朝下剤使ってます】

というわけで…

数日便通なかった患者さんが 無事便だされたというエピソード…

それはそれでいいこと 【良かったですね】

なんですけど

場所がリハビリ室なもので あっというまに【便臭】は漂いました

大急ぎで ディスポの手袋をし オムツからもれた下痢便を処理…

床や車椅子についた便の処理も含めて…

手際よく片付け…

【さあ病棟にもどりますね】

そんなこんなで…

また院内感染の問題も 考えなければなりませんので…

下痢や嘔吐物は最悪ですね…

筯他の患者さんへの迷惑筯下痢や嘔吐物の処理の仕方など

速やかにしなければならない

本当に大変だ…

患者さん本人には 罪はありませんので

【急いで病棟にもどりますね】と声かけします

そのあとで 患者さんのカルテを眺め

感染の対象疾患をお持ちなのかを確認します

寝れんかったけど…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

一泊入院の睡眠時無呼吸の検査…

その当日に個室でどれだけ家と同じレベルの睡眠状態を記録できるのか…

その再現性が問われる…

検査を受けにこられた患者さんには全員、マイスリー(睡眠導入剤)が1錠渡されます

これは短時間睡眠薬ですが検査の後半に飲めば翌日に 少しふらつきなどの症状を引き摺るかもしれない…

だから飲むなら前半をおすすめします

さて、検査当日…

患者さんからの申し出

があった…

なにやら

【隣の部屋の人が大きな寝言言ってて…うるさくて全然寝れないんだけど】らしい

【こんなんで検査になるんか…】と言われる

これは真剣に検査に挑む患者さんなら 当たり前の態度だろう

でも解決の点で考えると難しい…

その迷惑な患者さんに言い聞かせて 理解される人ばかりではないからです

いわゆる…認知症を含めた理解力の低下があるとやり取りは本当に難しいからです

結果的に 睡眠検査の患者さんは睡眠薬は翌日の車の運転や仕事の理由から飲みませんでした

【こんな環境での睡眠検査って信頼性あるのか】

怒ってはいませんが

少し苦笑い気味に…

これは、本当に昔から 悩まされる患者さんの訴えですね

睡眠検査室は 防音室 無音室でなければ 正しく評価できません

その中での 解析結果…

正しく判定したいなとつくづく感じるエピソードでした

どうせ治ったんやろ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

●今日で連続ブログ投稿が1460日になりました

(つまり4年です)

●総ブログアクセス数

70万1019件

●1日アクセス平均

1058人の集計となりました

本当にありがとうございます

さて

臨床検査技師として業務する毎日…

無呼吸の治療として一泊入院しにこられた男性患者さん…

睡眠時無呼吸をうまく抑えこめることができるか…

cpapタイトレーション

それが治療時の(検査)名である

さて、持続的な陽圧換気できるcpapという機器を用いて夜間の無呼吸軽減を試みます

どれくらいの風圧をかければ患者さんの無呼吸数が軽減するのか…

いろんなことが起きますし…簡単ではありません

うまくできるように患者さん本人の協力も必要です

さて、この患者さん

夜間はcpapの持続的な風圧の効果でかなりの無呼吸を軽減できました

脳波上も爆睡に近い状態もいくつかあり普段数回行っていたトイレにも行かず。

(これはかなりのメリットですよね)

翌朝、患者さんに機器を使用すれば無呼吸はかなり軽減することをデータから説明します

息が止まらないから脳も熟睡できる…

【昨晩の結果は大変良好なものでしたよ】

cpapのメリットを説明…

筯無呼吸は薬で治す病気ではありません

筯寝るときはcpapが必要です。昼寝でも…

筯機器を使わないとまた息が止まる そのため 継続使用が必要です

【俺、こんなん持って帰っても使わんから】

【え?】

【昨日一晩で治ったやろ…】

【どうせ、おい先短いんやし…】

【え?】

【あとは会計して帰ってええんやろ…】

こんな会話をしながら… (この人はいったい何をしにきはったんやろか)

頭に過りました

患者さんは 怒ってるわけではありません

たぶん医師の言うことも聞かないんだろうな…

そんな人でした

先日の診察で 医師と何かしら話し合い…今夜のcpapタイトレーションに挑んだはずなのに…

今日挑んだ目的は何だったんだろう?

(ただの宿泊?)

本当に思いました…

【また必要やと思ったら先生に電話するわ】

(たぶんしないだろう…)

【ほんなら、帰るわ】

【え?】

本当に【え?】の世界でした

若いときから 自分の考えだけをたよりに生きてこられたのだろうか

病気を真剣に治したい… 治療に協力される患者さんを大切にしたいなと思うエピソードでした

どっちが効果あるの?

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

以前入院されていた男性患者さんは…今は通院リハビリにこられています

その男性患者さんは、心機能が(同年代の人よりも)低下しています

そのため、キツイ運動は向いていません…

【運動せなあかんのはわかっています】

トレッドミルかエルゴメータどちらが効果があるんですか?】

トレッドミルの方が全身運動…

筯エルゴメータはサドルで体重支えてる分だけ カロリー消費は低い…

筯膝痛のある人にはエルゴメータは向かない

【いきなり歩いたら足の付け根あたりがピリピリするんです】

筯通院リハビリ当初から何回かは 【トレッドミル】をしていました

やはりピリピリ感の訴えは続いていました

筯最初にエルゴメータで慣らしてからトレッドミルをしはじめてから

症状の訴えはずいぶんとへり、最終的には 訴えなくなりました

【効果】

運動器具も…どちらかしかだめというわけではないので 自覚症状の範囲内でするべきです

この男性患者さんのように どちらか一方 という選択肢なら うまくいかなかったと思います

元々本人の希望は

全身運動のトレッドミルでした…

筯病気の重症度

筯膝痛 腰痛の有無

筯カロリーを減らす目的 など いろいろ考えて 運動していただくべきだろう

どの病気の回復過程の中で適度な運動は 必要不可欠です

あとは 今後継続していけるように(今の体の調子を悪くしないように)アドバイスできればなによりです

頑張って運動続けてくださいね…

家に一台あったらいいな…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も理学療法士の先生方と入院患者さんのリハビリに励む…

運動リハビリされている男性の言葉…

【こんな運動器具、家に一台あったらいいな…】と言われる

男性患者さんは急性心筋梗塞で入院されています

今は急性期で、無理な運動はさけたい…

でも安静しすぎもおすすめできない…

今の病気(体)の状態に合わせた適度な運動をしていきます

さて…

【今日は10分ベルトの上で心電図みながら歩きますね】

【お願いします】

【運動中にしんどさ聞きますね】

(Borgボルグスケールで今の状態を評価)

【はい】

〜運動中〜

【今はスケール表のどのあたりですか?】

【13あたりです】

【軽い息切れ】ですね

【はい】

【わかりました】

筯私らスタッフも含めて 毎日の運動習慣の目安…

今持ってる体力より 少しキツイ 運動負荷をかけていく…(スケール13)

楽な運動してても 時間の無駄…

高齢者にキツイ運動はナンセンス…

(今さら鍛えようなんて無理な話です)

(やるならもっと早くしとかないと…)

【先生…こんな運動器具いくらくらいするんですかね?】

(そら、きた…)

【買わない方がいいですよ…】

【きっと使わなくなるから】

【人はものを買うと、あんなに欲しかった気持ちがうせるんです】

【ひと月使ったらいい方だと思います】

【私もそう思います】

【家に一台あったら…と思いますがたぶん洗濯物干しになると思います】

【たしかに…】

【お金かけずに地道に外を歩きにいきます】

【それがいいですよ】

そんな話をしていました…

緊張の数値ではない

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)
 
いつもありがとうございます…
 
臨床検査技師として業務する毎日…
 
今日はB1FにてRI担当していました
 
検査名
【心筋負荷シンチ】
運動負荷と薬物負荷がある
 
通常の検査の流れとしては…
筯点滴のルート確保
筯安静時心電図記録
筯負荷開始
筯負荷中
筯負荷後 
 
負荷に関して
筯症状の変化の有無
筯心電図変化の有無
を評価します
 
どの検査をうけられても【怪我】のないようにしなければなりません
 
さて
安静時血圧
192/110でした
 
めちゃめちゃ高い血圧の数値なのに…
 
患者さんの発言は…
【緊張してるんかな】でした
 
もし…緊張の度合いが血圧の数値にでるのなら
 
この患者さんは
【かなり緊張してた】ことになるだろう
 
緊張だけではなくて
元の原因をしっかり追及し今後の役にたてないといけない…
 
治療せずに放置するは
本当に最悪です
 
また前にも おられましたが  血圧の薬飲んでるから 治ってるって考えてる患者さんがおられることには びっくりしますね

そんなに飲んでないよ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

心不全の診断で入院するように言われた男性患者さんとの話…

【そんなに飲んでないよ】の言葉

【1日にお水どれくらい飲んでるんですか?】

【水?そんなに飲んでないよ…】と言う

(胸に水がたまったレントゲン像)

正式にきくと

【水はほとんど飲まないけど…】

けど…

【ビール好き、コーヒー好きなんで、それらを飲むことが多いです】と言う

【それってダメじゃないですか?】

【水分って考えたら同じなんですよ】

【でも何かしら喉が渇くから…】

筯喉の渇き

一旦 喉の渇きを感じるとがばがば水を飲む人がいる

水分なんて【喉越し】過ぎてあっという間に 流れていく

ずっと水分が喉に留まっていればいいのに…

本当にそう思う

だんだんエスカレートする【渇き】に対して…

筯看護師さんから【氷】をもらって 舐めている人がいる

それも一つの手段だろう

筯冷えたゼリー状の製品も一つの手段だろう

でも患者さんは

心不全→胸にたまった水→息苦しい

入院→水分制限→利尿剤→頻回なトイレ→喉の渇き

治療のうらで感じる【喉の渇き】が耐えられないし 水分の摂りすぎで心不全となったこと

あまり認識されていないんだろう

ひたすら【喉の渇き】ばかりを訴え

水分もらえなかったら 機嫌悪い…

一言で言えば…

【病識が乏しい】

今は頑張って【喉の渇き】に耐えるしかないと思います

自分の生活習慣を見直しをしないと…また再入院する可能性があることを知って欲しいです

頑張って…

喉の渇きをもつ心不全患者さんたち…