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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

どうりで寝てないはずや…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

 

臨床検査技師として業務する毎日…

 

昨晩は睡眠時無呼吸症候群cpap治療入院にこられていた患者さまと話をしていました

 

夜間の睡眠波形を眺めていたけど ほとんど寝れていない…

 

cpapの風圧あわないのかな…

 

鼻マスクあわないのかな…

 

フルフェイスマスクの方があうのかな…

 

やっぱり初めてやから 慣れるまでに時間かかるよなぁ…いろんなことを考えてしまう

 

でも無呼吸は治まってる…当たり前か 寝てないんやし…

 

このまま 朝まで寝れないんだろうか…

 

夜中のトイレコールが鳴る 2時間おきだろうか

 

やっぱり寝れないのかな…

 

トイレ介助後に聞いてみた。

【初めてやから寝れないんですかねぇ】

【いえ、普段からこんな感じですよ】

【…】無呼吸のせいか

 

深く寝れないんだろう

【マスクない方が寝れますよね】

【いえ、なんとか寝てますよ】

【脳波ではあまり寝てないんですよ】

【たぶん新聞配達の仕事を長年してるから人とリズムがちがうからだと思いますよ】

【えっ?新聞配達…】

【はい、朝3時には起きて新聞配達して終わったら帰ってくる】

【そこから夕方まで寝てますよ】

【えっ?】

【新聞配達か…】

(これは強敵やな)

【生活リズム感まるで違うじゃないですか】

 

人によっていろんな理由がある

 

仕事やから仕方ない

工夫しても変えられないこともある

 

【わかりました】

【とりあえずしばらく様子見ていくしかないだろう】

 

いろんな人がいてる

【自分が学んできたものにはめ込んではいけない】

 

【自分の物差しで測ってはいけない】と感じたエピソードでした