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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

私、C型慢性肝炎って言われたんです…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日

先日、病院の中で患者さんとの立ち話をしていました

(サボりではありません)

そのあたり しっかり認識お願いします

さて…

【あっ、先生…】

(振り返ると女性患者さんが私を呼んでいました)

【こんにちは…】

(私の残業時によく逢う採血患者さん)

【先生…ちょっと聞いてもいいですか】 (だめですって言ってみたい気もしますが、そんなわけにもいかず)

【どうしたんですか?】

【私、最近した採血の結果で肝臓の炎症の数値が高いらしくて…C型慢性肝炎疑いらしいんです】

【えっ?本当ですか?】

(心の中ではマジですか…って言ってます)

【いつから感染とか、輸血とか身に覚えはないんですか?】

【輸血はしてないし、いつ感染したのかなんて全然身に覚えないんです】

【体のダルさはあるんですか?】

【いえ、今のところダルさはないんです】

インターフェロンの治療始めるんですか?】

【あれ…きついんですよね】

【でもウィルス怖いからやらなあかんやろうな…】

インターフェロンしなくてもウィルスの活動を抑えるお薬もありますから担当医と相談お願いします】

【また国からの医療費の助成制度もうまく活用しながら治療してくださいね】

症状ないからって放っておくのが一番よくないから…

【あと、お酒好きですか?】

【毎日飲んでます。お酒が唯一の楽しみなんです】

【あら…】

肝炎→肝硬変→肝癌への進行を早める理由の一つはお酒なんですよ

【えっ?お酒止めなあかんの…】

【お酒とるか肝臓とるか…】

【…】

(残念ながら黙ってしまいました)

できれば、だいすきなお酒を控えて治療に専念してくださいね

そして、元気な姿で 声かけてくださいね

体の中にウィルスがいるって考えただけでも 気色悪いことですよね…