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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

寝れんかったけど…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

一泊入院の睡眠時無呼吸の検査…

その当日に個室でどれだけ家と同じレベルの睡眠状態を記録できるのか…

その再現性が問われる…

検査を受けにこられた患者さんには全員、マイスリー(睡眠導入剤)が1錠渡されます

これは短時間睡眠薬ですが検査の後半に飲めば翌日に 少しふらつきなどの症状を引き摺るかもしれない…

だから飲むなら前半をおすすめします

さて、検査当日…

患者さんからの申し出

があった…

なにやら

【隣の部屋の人が大きな寝言言ってて…うるさくて全然寝れないんだけど】らしい

【こんなんで検査になるんか…】と言われる

これは真剣に検査に挑む患者さんなら 当たり前の態度だろう

でも解決の点で考えると難しい…

その迷惑な患者さんに言い聞かせて 理解される人ばかりではないからです

いわゆる…認知症を含めた理解力の低下があるとやり取りは本当に難しいからです

結果的に 睡眠検査の患者さんは睡眠薬は翌日の車の運転や仕事の理由から飲みませんでした

【こんな環境での睡眠検査って信頼性あるのか】

怒ってはいませんが

少し苦笑い気味に…

これは、本当に昔から 悩まされる患者さんの訴えですね

睡眠検査室は 防音室 無音室でなければ 正しく評価できません

その中での 解析結果…

正しく判定したいなとつくづく感じるエピソードでした