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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

こんな状態でリハビリなんて…

おはようございます

kansyanokotobaです。(*^_^*)

 

 

臨床検査技師として業務する毎日…

 

リハビリ指示がでている患者さまに運動療法をする

 

心電図つけて不整脈見ながらのトレッドミル運動療法…

 

今日で2回目です

(本人としてはリハビリ拒否傾向か…)

 

【前回、トレッドミルを使って運動させられたけど今の私には早すぎると思うんや…】と言われる

不整脈が見られたからですか?】

【いや、そうやない…】【確かに不整脈も気になるけど…】

 (怒ってはいない)

 

【しんどくて入院となり点滴の毎日やった…】

【ようやく少しは…ご飯も食べられるようになってきた】

【けど体重は7kgは落ちて足なんかみたらヘロヘロや…】

【前回トレッドミルしてわかったわ】

【今の私にはトレッドミルは早すぎるわ】

(怒ってはいない)

 

【わかりました。リハビリの大切さ、必要さは理解いただけますか?】

【あっ、それはわかるよ】(良かった…)

 

トレッドミルではなく フロアーを患者さま自身の早さで 歩行していただいた(フロアーもゆっくり杖で2周は歩けた)

 

私たちの評価で 動作レベルのアップを考え 進めていくが、 患者さまの意見や訴えも決して無視できない…

 

本当に困ってるかもしれないし 悩んでるかもしれない

 

人間どおしのコミュニケーションをはかりながら 今の動作の現状を理解していただき リハビリを進めていかないといけない…そんなことを感じたエピソードでした