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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

過去3回の血栓治療…

おはようございます(*^_^*)

 

臨床検査技師として業務する毎日…

 

今日はエルゴメータを使っての負荷心筋シンチという検査に携わっていた

患者さまは外来患者であり 他病院からの紹介患者…

 

今回の依頼目的を見ていた…過去3回の血栓治療(PCI)と記載があった

 

2009年8月 2011年9月 2013年2月と 心臓カテーテルによる血栓治療をされている…

 

77歳の高齢者でしたが 普段よく自転車に乗っておられる…

 

しかし、抗不整脈薬を使用されており 自転車運動しても 思うように脈があがらないだろう…

 

先生は患者さまに 2つの選択肢をつげる

 

①初めっから薬物負荷にて検査をすすめる

②自転車での運動をやってみて 脈があがらないなら 途中で 薬物負荷に変える

 

【どちらを希望されますか?】

【あっ、それなら初めっから薬物負荷をお願いします】

【はい、わかりました】

(準備は薬物負荷ですすんでいく…)

 

過去に3回も命拾いされている…

 

本当に強運の持ち主だと思う…

 

それはそれで…反面 再発を防ぐには とか 考えないのだろうか

 

食生活 運動生活 どうすれば しんどい思いをしなくてもすむか…

 

どうしたらカテーテルせずにすむか…

 

次は助からないかもしれない…そんなことは考えないんだろうか

 

ふと疑問がよぎる

【痛い思いをしたら…】ではないのだろうか

 

【痛い思い】より【喉元すぎれば熱さ…】である

そんなエピソードでした