ga('create', 'UA-58701863-1', 'auto'); ga('send', 'pageview');

患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

目の前にありますよ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

病気の中には【失認】という状態を表す言葉がある…

【目の前にありますよ】と患者さんに伝えました

それは【トイレ】のこと

ちなみに【失認】という状態は 普通に歩いていたとする

目の前に頭を打ちそうな 高さの棚がある

人は目の前に 見えてるものがわかっていながら 歩きながら 頭を打つようなことです

今回の話は【目の前にあるトイレ】に気づいていなかった患者さんがおられたという話…

【筯筯さん、リハビリの前にトイレ行っててくださいね】

【わかりました】

【さて、トイレはどこにあったかな】

【え?】

(実はトイレは…患者さんの目の前にある)

【トイレ目の前にあるじゃないですか】

【え?】

【あっ、ありましたね】

急いでるからか

焦ってるからか

脳に障害があるからか

目の前の【捜しもの】が見えていない

そんな状態を【失認】という…

皆さん そんな状態を経験したことないですか?