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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

どうしたらいいの?

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も理学療法士の先生方と入院患者さんのリハビリに励む…

入院患者さんに

【担当の先生からリハビリの指示が出ています】【今日からよろしくお願いします】

【え?運動?何するの】【一人で廊下も歩けるよ】と 返答…

今回の病気は…

急性大動脈解離。

とりあえず手術はされていないようです

【今回、大変でしたね】 【大変なんてもんやなかったよ】

【痛くて痛くて死ぬかと思ったくらいやわ】と高齢の女性…

体の中でとくに大切な血管【大動脈】が裂けた状態のもの…

大動脈という血管の裂ける場所によって

stanford

stanfordBがあるが

Aの方が頻度は多いとされている

この女性も Aの方でした

最悪、死に至る可能性のある病気でした

難しいことは 今回記載しませんが

とりあえず【痛み】を和らげること…

血圧を低め(100〜120)に維持して 安静にすることが必要です

しかし入院中、ずっと寝ているだけでは

元々 健康であった部分(下肢や内臓)が 機能低下することもある

そのため ゆっくりと(大動脈解離用運動プログラムに従って)リハビリしていきます

血圧が上がり過ぎないように注意しながら適度な運動を繰り返していきます

筯血圧維持されてるか

不整脈はないか

筯症状はないか

運動プログラムに従って 少しずつ 離床をすすめていきます

AとBとでは 予後はかなり変わると言われています

どちらが良いか?という問題ではありません

どちらも 状態が悪ければ死に至る場合があるからです

芸能人では2008年に

ドリフターズの【加藤茶】さんがAを患ったのは記憶に浅いところ…

入院されてる女性患者さんも【二度とこんな辛い状態にならないようにしたい】と…

【今後、どのように生活していけばいいのか】

【どうしたらいいの】

真剣にスタッフから 指導を受けていました

入院患者さんの さまざまな状態を 日々見させて頂いている中で…

私らスタッフも 学ぶべきポイントはいくつもありますね

どの病気なら いいとか そんなのはありません…

ただ 入院患者さん皆さん 年上であり 病気を患った高齢の先輩でもある

いろんな話をしていく中で 勉強させてもらっています

お大事にしてください

そして 二度とこんな辛い状態にならないように…