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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

まだましやね…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も入院患者さんのリハビリに励む…

【まだましやね】と言われる

さて、どんな話か…

先日、【急性心筋梗塞】を発症され 救急搬送された男性患者さんがいます

緊急カテーテルを終え

一命をとりとめ…

リハビリ指示がでています

【筯筯さん、今回は大変でしたね】

【はい、今回はもうだめやと思いました】

【命拾いされたので、先生に感謝しないといけないですね】

【本当や…先生の方に足向けて寝られへんわ】

【ところで、お家はどんな病気の家系なんですか?】

【私家は糖尿病です】

【えっと…母が脳梗塞患いました】

【あと、兄が私と同じで心筋梗塞ですわ】

【やっぱり血筋ですね】 【そんなもんいらんのにな…】

【家系…代々受け継いでいますね】

【…】

【でも…脳梗塞と比べたら】

【まだましやね…】

【…】

(病気に…ましってないと思う)

心筋梗塞でも命落とすことありますよ】

【それでも脳梗塞で長く生きるのはつらいわ】

【でも逆に心筋梗塞は他の人から見ても理解されへんのですよね】

【緊急カテーテルうけたって言っても…時間が立てば人の記憶は薄れます】

でも脳梗塞は違います

【時間が立っても人の視線は麻痺側なんです】

今回 患者さんが発した言葉…

【まだましやね】

どちらがまし とか言う問題じゃないですけど…

患者さんからすると…

【怖い病気やけど脳梗塞よりまし…】

その言葉にすべての気持ちが集約されてるんだろうな…