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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

250キロね…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は理学療法士の先生方と入院患者さんのリハビリに励む…

【250キロね…】と真剣に話されていました

さて、どんな話か

患者さんは

【うっ血性心不全】で入院されていた男性です

【入院前に感じていた症状覚えていますか?】

【いや、ほとんど覚えてないですね…】

【例えば、すぐに息が苦しくなってたとか】

【あんまり動いてなかったからな】

【動いたらしんどくなるからですか】

【あっ、それあったわ】

(そういうのが症状なんやけど…)

今日は 後ろに置いてあるベルト(トレッドミル)で歩く運動リハビリになります

【歩く前に 胸に心電図つけさせてくださいね】

【はい】

筯筯さんは 今は病棟の廊下歩いてはるから…

Low 1(1.8MET'S)10分をします

【今、歩いた距離は250メートルです】

【えっ?250キロも歩いたんか】

(250しかあってないやんか…)

【いえ、250メートルですよ】

【そんなに歩いたんか】

(やっぱり、そんなにって言うのか)

歩かない人からみれば

250メートルは 本当に歩いた感覚になるんだろう

歩く習慣のある人からみれば 全然少ない距離…

この頃 リハビリでお相手した患者さんの中には

【今何歩くらい歩いたんや】と聞いてきます

何メートル とか

何分 ではなく

何歩?

最近の高齢者は 【歩数】を気にする人が目立つ

最近の運動機器なら 歩数設定すれば 計測できるんだろう

しかし その人の 歩幅が必要です

適当に歩く姿を横から見ていて…

歩幅がどれくらいか

250メートルを歩幅で割る

あくまでも単純計算で

答えてあげています

でもキロ と メートル間違える人…

計算して伝えても

忘れるんだろうか

【まっ、細かいことはいいか】ふと考える

退院後も頑張って歩いてくださいね