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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

殺生な声かけ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は1F生理機能検査を担当していました

今日は その中で

【殺生な声かけ】をしたなという思いがありました

私的に最近…

新しい検査を覚えることになった

その検査名…

【皮膚還流圧測定】 略してSPP…

下肢の血流が悪くなりがちな病気に対する評価で…

イメージは次のような感じです

ベッドで仰向けに寝ていただき…

足の甲(正式には足の親指と人指し指の付け根 a)にサランラップをまく

SPPの圧測定プローブをa部分につけ さらに一枚のサランラップで覆う

その上から小さな血圧カフをまいて圧力をかける

血圧でいえば100〜220〜240くらいの圧力をかけることになる

患者さんがほとんど動かなければ圧力はさほど上がらない

検査では左右の足の足背と足底でSPPをします

下肢が劇痩せされてる患者さん や 糖尿病を伴い 腐ってる(壊死)患者さん

片足を切断されている患者さん…などさまざまな方がおられます

ほとんどが痛がる患者さんに足のプローブをつけ

検査をしていくため【殺生な声かけ】をすることになる

それぞれの部分にかかる時間は5分くらいです

が…痛がる患者さんにしたら5分は地獄のような長さにちがいない

その中で…

【あっ、今大切なとこやから…動かないで】とか

【あと少し…あっ、動いたらあきませんよ】とか

本当に【殺生な声かけ】をしてしまうことになる

今日はそれが間接的にわかった…

自分が 足の痛がる患者であったなら

検査技師に対して… 【もう痛いんやから止めてくれよ】って言ってるんだろうな

それでも頑張ってる患者さんに ありがとうって言いたいです