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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

機嫌悪いんかと思ったわ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は 1Fで生理機能検査をしていました

【肺機能検査】

廊下で座っている患者さんがいる

【なんか…機嫌悪そうな人やな】ふと思いました

実際に【検査】が面倒とか 嫌とか…そうなんだろうなって思いました

【筯筯さん、肺機能検査しますね】

【中へどうぞ…】

(返事はまともにしないけど、軽く会釈みたいな動きをされている)

外見は 一見 愛想ない感じです…

さて…

こんな雰囲気の患者さんの検査は本当に嫌だ…きちんとやってくれるのだろうか

そんな気持ちが頭を過る…

【見た目で勝手に判断するのはよくない】という考えもある…

そんな気持ちも過る

とりあえず…

がんばるか…

【筯筯さん、身長、体重はどれくらいですか?】

【174の65くらいかな】(やっと会話らしい会話になっている)

何度か 検査する中で話をしていくと

不機嫌な理由がわかりました…

【歯の痛み】でした【マウスピースを口でくわえれますか】

【少しならできるけど…】

この患者さんも歯の痛みがなかったら愛想いいのだろうか

歯の痛みって本当に我慢できないから

人間関係って 話をすればするほど わだかまりはとれて うまくいくときがある

私ら職員は健康… 患者さんは病気…

立場の差を常に考えながら 検査しないといけないんだろう

【不機嫌な理由】は必ずある

そこがクリアできれば わだかまりはとける…

うまくフォローできれば 患者さんも検査に協力するんだろう…

ふと そんなことを考えていました…

お大事に…