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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

あんまり血圧さがると…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます。

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は1F生理検査をしていました

検査名は【ABI】

足関節上腕血圧比というもの…

【しばらく歩いたりすると…足しびれたりだるくなったりしませんか?】

【ああ…もう100メートルも歩けんよ】

【えっ?100メートル歩けないんですか?】

【100メートル歩いたら休憩しないと足だるくてな…】

【まじですか…】

(しばらく話を聞きながら)

【肘や足首に血圧計巻きますね】

【足の締め付けきついですよ…】

【どちらの足に症状あるんですか】

【えっと…右やな】

(血圧計巻き終わる)

【さあ、体の力抜いてくださいね】

【…】

(顔の表情はこれからの痛みに耐えるかのようだった)

(血圧の測定が始まり圧があがっていく…)

【あっ、痛い痛い痛い】 (顔がゆがむ…)

【あっ、力入ってると綺麗な波形記録できないです】

(さらに圧は30くらいあがっていく)

腕の血圧

140〜/60〜

足首の血圧

右…90/62

左…121/64

左もあまり良好とは言えない波形…

右はさらに悪い…

普通は

腕<足首であり 足の血圧の方が高いです

動脈硬化がすすみ さらに悪化すると 足首の血圧はずいぶんと下がってくる…

人は動いてなんぼ…の生き物やから 足は本当に大切やと思います

足が衰えると 内臓機能も衰える そして 食欲もさがり 痩せの原因、エネルギーの低下、脳機能低下へとつながる

人の体はとことんまで悪くなると治りづらい…です

そんなに悪くないうちに病院に来て治療をすすめないと効果も少ないだろう

そんなことが頭を過るエピソードでした

お大事にしてくださいね…