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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

戻せなくなったんです…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

 

睡眠健康指導士として業務する毎日…

 

2003から はや11年目…睡眠時無呼吸症候群の治療(cpap)に携わり およそ1000人の患者さんをフォローしてきました

 

機器を自宅で使う…

一般人にしたら 【不安】になるだろう

 

【何か聞きたいことや不安なことあったら電話してきてくださいね】

【私つねに3330のピッチ持ってますから】

【名前は筯筯です】

 

【ありがとうございます】【何か聞きたいことあったら電話連絡します】

こんな風に 入院された患者さん1人1人にお話ししてきました

 

全くかかってこない人

すぐにかかってくる人

忘れた頃にかかってくる人…

 

さまざま

 

【先生…私マスクを綺麗にしようと思って分解したんです。組み立てできる思って…】

 

【組み立てできて寝るときマスクつけたら風の音がいつもよりうるさくて…もれてるんでしょうか】

【もれてるのはゴムと肌の間でしょうか】

【いえ、違うみたいなんです】

【すみません、電話ではわからないので病院に持ってきてもらえますか】 【はい、本当にすみません】

 

(後日、持参したマスクを見た…)

【あっ、わかりました】

【分解した部分がうまく組み立てできてなくて隙間あいてますよ】

【素人やからうまく組み立てられなくて…】

【…】

(だから、なんで分解したんだろう…疑問です)

 

【うかつに分解しない方がいいですよ】

【私らは慣れてるからいいですけど】

【わかりました。もう分解しないで…ゴムのところを拭くだけにします】

【それがいいですよ】

 

女性患者さんは決して分解しない…組み立てできないのわかってはるから

でも 男性患者さんは違う…何でも自分でできる思ってはるから たちが悪い

分解して 拭く 組み立てできる思ってはるから

 

私も男性やから…組み立てられる気持ちはわかる

けど 簡単じゃないんですよね…

 

そう感じたエピソードでした