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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

甲状腺機能低下症のある人…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

 

先日、関西ブロックの臨床検査技師の集まりがありました。私も担当委員なので いろんな準備やら させていただきました

 

関西ブロックの12病院がそれぞれ 症例を出しあい 発表…質疑応答 議論しました

 

私の専門は睡眠障害です 発表演題の中で

甲状腺機能低下症に合併した閉塞性睡眠時無呼吸症候群】の話題に新しい情報を得ることができました

 

甲状腺機能低下症と睡眠時無呼吸症候群は症状が似通っていて どちらがどちらに合併…って言われてもわからないくらいです

 

甲状腺機能低下症の治療には【ホルモン補充療法】が有効です

 

【チラーヂンS】を補充…(不足したホルモンを補充します)というもので

不足した甲状腺ホルモンの影響は 糖質やたんぱく質の代謝がスムーズにはいかなくなり いろんな症状がでることになります

甲状腺機能低下と無呼吸症候群は100%の相関があるわけではないから 甲状腺ホルモンの採血結果からは 無呼吸症候群の重症度判定はできない

 

でもうまくチラーヂンSを補充すれば 無呼吸AHIの改善につながる

 

CPAP治療に比べ 治療的に早期に改善…しかも 低コストにつながる

 

こういった機能低下をお持ちの患者さまの今後の治療選択肢の一つになるだろう…

 

ただし薬は【両刃の剣】であることも忘れてはいけないだろう

 

薬には必ず副作用がつきものです

 

服薬されている患者さまは 副作用十分に気をつけてくださいね

 

お大事に…