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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

お酒好きなんよねぇ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

 

臨床検査技師として業務する毎日…

 

夕方の採血残業での肝炎の患者さまとの話

 

【筯筯さん、採血しますね】

【もう▲▲先生は長いんですか?】

【そんなに長くはないですよ】

【半年くらいです】

【体の調子はどうなんですか?】

【体がだるい人多い印象なんですが】

【私はかかりはじめからそんなにしんどくはなかったんですよ】

【それは良かったですね】

【肝炎と聞いたら、体のだるさを考えてしまうから】

【あと…生活の中でお酒はやっぱり我慢してはるんですか?】

【いえ、お酒は好きやから飲んでるよ】

【…】

(それって大丈夫なん)

(肝臓に負担かかるんじゃ…)と頭に過る

 

【普段の採血結果は良好なんですか?】

【たぶん、大丈夫です】 【…】

(たぶんってなんなん)

 

この人は 他人事のように話をされている

 

他の病気でもそうだが 自覚症状が乏しい または ないって人は 本当にやりづらい…

 

病気の怖さも伝わらない

生活指導もうまく入らない…

 

たしかに

【好きな食べ物を我慢する毎日なら病気の増悪くらい覚悟できてるだろう】

 

人は本当に長い間、我慢することはできないんだろうと思う

 

病気が増悪するってわかってても

 

そんなことが頭過るエピソードでした