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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

脱がせて言う人もいれば…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は1Fで生理機能検査を担当していました

患者さんは車椅子で移動されている女性…

脳梗塞を患っておられました

検査は【心電図】

大半の方は、指示すれば靴を自分で脱ぐことができています

中には…この女性のように脳梗塞を患い自分で靴の着脱ができない…

そんな方もいます

自分で脱ぐことができるのに…【お兄ちゃん、脱がせて】言う人もいる

先ほどの【脳梗塞】患っている女性患者さんは

私が気転きかせ、脱がせようとした

【あっ、もったいない。もったいない】言われました

脳梗塞…つまり方麻痺。この女性は右半身が麻痺されている

いくら左手がつかえるからといっても…

私らスタッフが何もしない…

手をかさないわけにはいかなかったのです

【もったいない】

とは逆に 【脱がせて】言う人もいる

本当に この差は

計り知れないと思いました

ふと 思ったことは

【病気で弱い人ほど自分でやらなあかん】という

強い気持ちを持ってるのかな と感じました