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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

まさか病気とは…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も生理機能検査を担当していました

お逢いした男性患者さんが言うには…

最近、歩きにいくと

度々休憩している自身がいることに気づいていたという

【以前は連続で1時間ほど歩いても平気でした】と

今は…

【度々休憩している】と

症状に【痛み】はなく ただ 【足のだるさ】が気になっていたということです

病気とは考えていない…

検査はABI

動脈硬化を評価する検査をしていました

話を伺うと…

【もう年かなぁ】

【まさか病気?】

このような思いがあったようです

検査結果上では

下肢の脈波は形も崩れ

振幅も低めの波形が描かれています

筯結果は【軽度異常】程度にあたる評価…

このような患者さんの受けた検査としては

筯ABI

筯末梢血管エコー

の組み合わせで依頼されることが少なくありません

ABIは動脈硬化の全身評価、末梢血管エコーは下肢血管の部分的評価にあたります

この男性患者さんも

【年だからかな】とか

【体の衰えかな】と考えておられる一人でした

病気 として評価され

投薬治療 が必要…

または 下肢のカテーテルや バイパス手術が必要な方もおられます

検査中に考えていたこと…それは

【どんな食生活をされてきたのか】

【病気にならない工夫はしていたのか】…

または【遺伝ある家系】なのか です

私らスタッフも病気にはならないとは限らない…

患者さんの経験や目の前の光景を知識の一貫として 病気の予防につなげたいと思うエピソードでした