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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

お兄さん、起こして…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は1F生理機能検査を担当していました

【お兄さん、起こして】と言ったのは心電図検査を受けられた高齢の女性患者さんでした

心電図検査で使用するベッドには 柵や手すりになるものはついていません…

外見的にみて 寝起きがすんなりできる人は 【布団】で寝ている方が多い印象です

検査時に寝起きで不自由されている方は リモコン付きのベッドで寝ていることが多い印象です

心電図検査時にも 普段どちらで寝ておられるか 質問したりします

起きる際に 介助が必要かどうかを事前に判断したいからです…

人は年齢を重ねる度に 筋力は衰え 関節は自由を失います

つまり 一度フラットに寝てしまうと すんなり起きれないということなんですね

自分で起きれなかったら【お兄さん、起こして】

はありえるセリフではないでしょうか…

私らスタッフは まだ寝起きが不自由な年代ではありませんが

いずれ 同じ目にあうだろう… それは患者さんにも話しています

【私らスタッフもいずれ一人で寝起きできなくなるんですよね】

【それはないでしょう】 (高齢の患者さんは言う)

人は皆 若い時もあるし

年をとれば 体はだんだん不自由になります

その時がきたら

【お兄さん、起こして】って言ってるんやろうな思います