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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

人の善意が仇に…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

糖尿病で入院されている女性患者さんとの話…

【人の善意が仇に】なってしまった話です

その女性患者さんは 今は糖尿病の教育入院の真っ最中です

【筯筯さんは、そんなに甘いものとか食べてたんですか?】

【どちらかと言えば甘いもん好きやったよ】

【でもその原因が…】

【どうしはったんですか?】

【私が住んでる近所の女性が自宅で作った甘いものが余ったからって…配りはるんですよね】

【それも結構な頻度で】

【私も近所の付き合いの手前…断るに断れへんかった】と言う

【あっ、なんとなくですが…わかります】

【わかってくれはりますか?】

作りすぎて余った分を人に配る…

【本来なら素晴らしい】ことになるのだろう…

【あの人が…甘いものさえ配らなかったら】

【それも度々持ってくるから】と言う理由…

それさえなかったら…

【糖尿病にはならなかった】と言う

確かに【きっかけ】は その甘いものかもしれない

しかし、人が糖尿病になるには どれほど【甘いもの】を短期間で食べ続ければいいのか

女性患者さんの家系は糖尿病の家系だったのではないだろうか

【持ってこられたものですが食べずに置いといたり、捨てたりすればよかったのでは?】

【食べものを粗末にするなんてできませんし…配ってくれた親切心を無駄にはできなかったんです】

それはそうですけど… 【病気になったらあかんでしょう】

【今となっては…後悔してるんです】

【その甘いものを毎日、本当に食べすぎたから】

人の親切心か…

人の善意か…

やはり 糖尿病にならないように 【甘いものを控える】【時には断る】という強い心も必要だったのではないか

筯人が…してくれた

それは 確かに善意

でも それが原因で

人が病気になったら

善意ではなく悪意になってしまう

そう感じたエピソードでした