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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

なんなん、これ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日

【なんなん、これ】 先日実施しました心電図検査でのエピソード

その日は 1F生理機能検査を担当していました

【筯東病棟に心電図しに行ってきます】

【はい】

(別の技師に声かけして病棟にあがる)

さて…

(病棟まできました)

【筯筯さん、先生から心電図検査の依頼を受けました】

【心電図させてください】

【2分くらいで終わりますから】

【はい】

(この返事は同室に居られた家族さん)

本人は高齢の女性で乳ガン術後。皮膚の乾燥も酷いため ほぼ体全体に【軟膏クリーム】が塗りたくられていました…

体表面は軟膏で光ってテカテカでしたし術後のガーゼやテーピングが施されていました

しかも肌は軟膏でサラサラになっていました

【これ…心電図電極シール剥がれるんちゃうん】

(家族の手前…無言)

(案の定、さらりとシールは剥がれていく)

粘着は5秒ともたない

心電図は電極取り付け 安定してから 少なくとも 10秒は欲しい…

何回も 何回も すぐに剥がれる

患者は思った以上に痛みに敏感だったなため 金属製の吸盤は使えない

(この女性…シールでさえ痛がっていた)

結局 心電図検査だけやのに 10分くらいは格闘していた気がします

いや、気分的にはもっとやっていたかもしれない

はい。皆さんの想像通り 心電図波形は 汚いものでした

とても検査技師が記録した心電図波形とは思えないもの

あとで心電図波形を院内PC端末に取り込みましたが

【なんなん、これ】って言われないように コメントをいれておきました…

軟膏クリームは検査上 強敵でした…

参った、参った。