ga('create', 'UA-58701863-1', 'auto'); ga('send', 'pageview');

患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

足は痛いんやで…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【足は痛いんやで】 これが患者さんの訴えでした…

さて…

先日 B1Fで負荷心電図検査をしていました

検査名は…

【負荷心筋シンチ】

それぞれの年齢で決まっている目標心拍数になるまで 一生懸命に自転車をこぎ

心臓にわざと負荷をかける心筋シンチ検査です

健康な方は きつめの運動をしても 病的に血管が収縮(虚血)することはありません (病的な方は虚血がおこる)

運動負荷をかけた頃合いを見計らって…

タリウムやテクネシウムなどの【RI】標識物質を注射…

虚血を判別するために 病的な部分に色づけするんです

この検査を受ける患者さんの中には

【透析】をされている方もおられる

今日の患者さんも透析をされていました

【透析のシャントはどちらの腕にあるんですか?】

【左です】

ということで 

【透析患者】は必然的に【運動負荷】ではなく【薬物負荷】をします

血圧は足で測ることになります

【血圧、足で測りますね】

【足は痛いんやで】

【すみません…毎分測るところを隔分で測ります】

隔分…2分おき

検査中に計4回測定

腕の血圧よりもさらに高い足…

しかも透析患者さんは健康人よりもさらに高い…

【本当に痛いやろうな…すみません】

(心の叫びです)

皆さんも機会あれば一度足で測ってみられてはどうでしょう

そんなエピソードでした