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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

さわらんといて…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【さわらんといて】 そんな言葉が今日のエピソード…

さて…

世の中には 腰や背中の痛みを持病としてお持ちの高齢者は少なくないと思う

今日出逢った患者さんは 心臓外科でずいぶん前に 心臓の手術をされた人でした

【筯筯さん、ベッドに仰向けになれますか?】

(腰や背中を気遣いながら…)

【先生、私背中から腰まで痛いんです】 【家でも仰向けでは寝れへんのや】

【そうなんですね】 【なるべく早く検査済ませますね】

【それと…背中にタオルか何か入れた方がいいですか】

【ああ、背中にタオル入れて】

【わかりました…】

仰向けになり 背中にタオル入れながらなんとか…心電図検査は(苦痛な表情あり)終わりました

【お疲れさまでした…】

【起きれますか】

【あかんわ】

【手貸して…】

【わかりました】

(ベッド上に起こし座らせようと…一気に)

【ちょっと待ってや…早い。もっとゆっくりして】

【あっ、すみません】

【もういい…さわらんといて】

(え?なんで…)

【自分でやった方が私のペースで起きれるわ】

【そうですか】

(さあ、一向に動こうとしない)

【あのう、他の人待ってるんです】

【わかってるから…さわらんといて】

いやいや、本当に困りました

筯起こして欲しい

筯手助けの仕方が悪いと…

筯さわらんといて

筯待ってると…

筯本当に動こうとしない

よほど気が強い方なんだろうな…いや筯筯かも。

(筯筯はご想像におまかせします)

人の手助けは借りない…でも 後の人 待ってるからなぁ…

なんとも困ったエピソードでした