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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

ニッケルって何?

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

夕診残業で採血しながら 女性患者さんとの話より

【筯筯さん、採血します】

【こちらのテーブルまできてください】

【はい…】

(20歳代女性患者)

【アルコール消毒しますが皮膚が被れたりしたことありますか?】

【アルコールはわからないけど…私 亜鉛とニッケルがだめなんです】

【え?】

(金属アレルギーですよね…)

【そしたらアルコールは普通のを使いますね】

【はい、たぶん大丈夫…】

【ニッケルがだめなら調理だめなんですか?】

【そうなんです】

【そんな金属が含まれる鍋やフライパンとかだめなんです】

(なんと…初めて聞きましたわ)

亜鉛がだめってことは味覚おかしいんですか?】

【そんなに…あっ、少し…おかしいかも】

【それよりアレルギー反応でるんです】

【そうですよね】

【味覚障害は評価難しいよね】

【ちょっとくらい障害あってもわからない】

【逆に触れたところとか湿疹とかでるんですよね】

こんな話をして 初めて 身の回りの金属を確認することができる

本人にしたら 本当に厄介なことやと思います

【アレルギーって本当に大変ですね】

【昔からなんで、慣れましたけどね】

外見みただけでは 人はどんな病気に悩まされているのか

本当にわからない…

その人にしかわからない【身体の悩み】

その人の立場になって考える…

勉強になります

病気に負けないように頑張って…

そんなエピソードでした