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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

下手なら使わん方がましや…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は採血業務をしていました

その時に顔馴染みのある男性患者さんとの会話です

【筯筯さん、採血しますね】

【はい】

【先生(との菌)の顔見ると安心するわ。】

【よく知ってるからですか】

【顔も採血の腕前も…】

【ありがとうございます】

【あっ、杖新しいの購入しはったんですか】

【そうなんや、でもまだうまく使えんわ】

【ちょっと聞いてええか…】

【なんですか?】

【杖ってどっちの手でもてばええねん?】

【杖はいい足の代わりの支えなんです】

(この患者さんは右足が悪い)

【だから右足を挟むように良い左足と右手杖で支えないといけませんよ】

【基本的に杖は利き腕の方が持ちやすいんですけど…】

(この患者さんは左利き)

【俺、左利きやから左で杖持ってたわ】 【じゃあ、間違いやな】

【ポイントはできるかぎり体の姿勢を(体幹)くずさないように歩いてほしいんです】

【わかったわ】

【本当に今回わかったわ】

【下手な道具なら使わん方がまし…】

【だって、慣れへんから床から杖が浮いてるんやから】

【こんなん杖ちゃうやろ…単なる武器やん】

【杖が武器ですか】 【カッコいいですね】

冗談交えながらの会話でした