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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

急な症状ならわかるんやけど…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は生理機能検査の中で 【神経伝導速度】という 誘発検査なるものをしていました

【いつから手先シビレてるんですか?】 【半年前くらいからでしょうか】

【そうなんですね】

【日常生活で手を使いすぎって思いますか?】

【あっ、それは思います】

【今回はどちらの手に症状あるんですか?】

【左手にシビレがあって…】

【右手は大丈夫なんですね】

【はい…】

(はい…と言ってる)

しばらく症状伺う話をしながら 普段の様子をきく…

そして検査の準備をしていく…

【では…いい方の手から検査始めていきます】

【えっ?いい方もするんですか?】

【はい、比較して差を見ていますので…】

【そうなんですね】

実際に神経伝導速度検査をしてみると

(右も大概悪く、誘発検査としての波形はだしにくい印象でした)

結果として…

筯ゆっくりゆっくり症状がすすむと 悪くなってるのがわからないこと

筯悪いのがわかっても もう年やからと認識すること

筯左手の方がさらに悪いから そちらばかりに気がいってしまうこと

人は急激な変化には すぐに 認識できるけど ゆっくりゆっくり進行されると 【こんなもんか】と感じるんだろう

病気と考えなければ もはや 病院にはこない…

そんなことを感じたエピソードでした