ga('create', 'UA-58701863-1', 'auto'); ga('send', 'pageview');

患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

几帳面さと神経質さ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も理学療法士の先生方と入院患者さんのリハビリに励む

さて…

【筯筯さん、今日も頑張ってリハビリしに行きましょうか】 (車椅子で病室に迎えにいく)

【はいはい…】

(高齢の女性患者)

慢性心不全の急性増悪…です

病室を出るとき…

【あっ、ちょっと待って…】

(病室のテーブル上を片付けておられる)

【筯筯さんは几帳面ですね】

【私、常にきちんとしてないといやなんよ…】

【いや、されていることは良いことですよ】

【でも周りの人には煙たがられるの…】

(きっと神経質なんやろうな…)

【神経質もいい面ありますから…】

【時々自分でもしんどくなるときあるわ…】

【…】

【さあ今日もリハビリ頑張りましょう】

(今日もリハビリ室にある金属製の平行棒2本の間を片道または往復歩行訓練に使います)

何往復かして…

【今日はこれくらいでやめとくわ…】

【お疲れさまでした。歩行安定してましたよ】

【退院目指して毎日頑張ってるから】

【いいですね…】

さて病室に帰る間際【ちょっと待って】 (さっきも聞いたような…)

【どうしたんですか?】

【周りのものいろいろ触ったから手を洗いたくって…】

(いや、いいことです)

【手洗いソープないけど…】

【はい】

(新しいソープだす)

【うがいしたいからコップちょうだい…】

【はい…】

(何回かうがいされている)

【常にきちんとしてないといやなんよ】 (いや、さっきも聞いたような)

やっぱり几帳面さと神経質さを兼ね備えた患者さんのようです

普段 業務に慣れきってる私ら も 本当は あれくらい神経質に手洗いやうがい…しないとあかんねんやろうな と感じたエピソードでした