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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

なんか悲しいなぁ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は午前中 脳波検査の担当でした

患者さんは80歳台後半の女性でした

【なんか悲しい気持ちになるなぁ】

そんな思いが心を余儀っていました

女性患者さんはベッドで検査に来られていました

脳波の検査上 途中で動かれても嫌だなぁ…

そんな気持ちもありましたが…

が…

動くどころか ずっとお口は開けたまま…

頭をアルコール綿で擦っても痛がる様子もない…

話しかけても 返事もしない…

たまにあくびをされてはいましたが 目を開けるわけでもない

検査上

【眼を開けてください…眼を閉じてください…】と開閉眼をしても開けてはくれませんでした

光刺激は通常まぶしいはずなのに…

ほとんど反応せず

最後に3分間の過呼吸を【吸ってぇ、吐いてぇ、吸ってぇ、吐いてぇ】声かけしてもお口を開けたまま、する気配なし…

今日はなにか とても悲しい気持ちでした

脳波の波は しっかり覚醒している波形ではなく 脳機能が低下しているかのような形でした

病院の中での業務の一つだから しかたなく やりますが…

本当に悲しい気持ちになる

そんな女性患者さんの耳元でつぶやきました

【早く元気になって家にかえらなあかんよ…】って

普段 普通に話ができている入院患者さんとの会話がいかに 楽しいか…

そんな気持ちになるエピソードでした