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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

ほんまに死にたいわ…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます。

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は朝から生理機能検査をしていました…

肺機能精密検査

+吸入前後…依頼の患者さんが来られた(病院ではセットcと呼ばれている)

【筯筯さん、呼吸機能検査しますね】

【中に入ってください…】

【筯筯先生からセットcをするように依頼がありました】

【呼吸するのしんどいから早よすましてや…】

【わかりました。なるべく早くします】【吸入薬前後の検査合わせて計6種類やりますね…】

【はぁ?】

【こんなにしんどいのに6つもやるんか?】

【セットcでは肺のどのあたりがどの程度悪くなってるのか検討がつきます】

【もう毎日しんどいねん…】

【もう死んでもええわ…】

【しんどすぎて鬱にもなってるし…】

【兄ちゃんに気持ちわかるか?】

【わからんやろ…】

(あかん、この人…結構マイナス感情)

2年前から禁煙…

それまで50年は吸っている計算…

【1日に何箱吸いはるんですか?】

【そんなん覚えてへんわ…】

(だいたいくらいはわかるだろう…)

呼吸が苦しい…

死にたい…

と口ずさむ。

【呼吸楽にする薬くれたけど 効果はほとんどないねん…】

【もう本当に死にたいわ…】

(正直、やりにくい患者さんである)

しんどいから一生懸命できないだろう…

気持ちが乗らないだろう…

なげやり?

かもしれない

【しんどいのん、わかりますよ】とはいいつつ…

私はタバコは吸わないし、肺が悪いわけでもない…

正直、わかるわけがない…

それでも、最後の最後まで…

【もうちょっとです…】

【しんどいけど頑張ってください】のオンパレードだった…

やる気のない

気持ちの入らない患者さんであろうと 今の現状を結果にださなあかんのが 臨床検査技師

普段、接している【病気と必死で戦っている患者さん】がいかにやりやすいか…

マイナス感情持った患者さんがいかにやりにくいか…

下手したら

殴られるかもしれない…

人の気持ちを逆撫でしない誘導の仕方を勉強しないといけないと思いました