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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

力抜けた人って重い…

おはようございます。

との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます。

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は午前中は 理学療法士の先生方のサポートに入り 午後からは 生理機能検査の残業をこなしていました

さて…

エコー室から私(との菌)のピッチに連絡が入りました

【すいません…患者さんをベッドにあげるため、力を貸してください】

(女性技師ですが妊婦です)

【わかりました…すぐ行きます】

(エコー室に行ってみると、車椅子に座っている気難しそうな高齢の女性患者さんでした)

(娘さんも同伴)

【こんにちは…】

【…】

(お耳が聴こえにくいのかな…)

【今から心臓のエコーしますね。車椅子からベッドに移りますが少しは動けますか?】

【あかん、あかん】 (車椅子に乗せるのも難儀しましたから…そばにいた娘さん)

【そうですか…】

【じゃあ、私がある程度支えるからベッドに移りますよ】

【どこか体痛い部分ありますか?】

【背中、腰、膝や】

【ほとんどやないですか…】

【じゃあ、私の首に手回して…しっかり持っててよ】

【いきますよ】

【あかん、あかん】 (怖いのか、ぜんぜんヘロヘロ状態でした)(家でもほとんど寝たきりなんだそうでした)

このとき、力抜けた人って支えずらいし 体重が倍くらいに感じました

小柄な高齢女性患者やったけど

力抜けてヘロヘロな人って本当に大変…

力ずくで 移動させると こちらが腰痛めそうな気がしました

【すいません、手伝ってください】

(もう1人男性技師に手伝っていただきベッド移乗は完了しました)

人ってある程度、自分でやろうとするから 普段は楽に移乗できてたことを改めて認識したエピソードでした