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患者さんの思いと心に残った言葉

臨床検査技師・睡眠健康指導士をしています【との菌】です。入院患者さんの悩みやその時の思いを綴っていきます。良かったら読んでくださいね。

体冷やすとだめですよ…

おはようございます。

との菌です(*^_^*)

いつもありがとうございます。

臨床検査技師として業務する毎日…

先日、採血業務していたときの話

【筯筯さん、採血します】

【はい…】

(来られたのは高齢の女性患者さんでした)

【どちらの手ですか?】

【決まってないので両方見せてください】

【あっ、手先 冷たいですね】

(私らは手指冷感って言ってます)

【そうですか?自分ではよくわかりません】

(うそやん…わからんわけないでしょう)

【まさか…足先も冷たいんですか?】

【そうなんです】

【なかなか寝れないんじゃないですか?】

【あら、血の色でわかるんですか?】

【…】

(まだ採血してないんですけど…)

【寝つき悪いんですよ。夜中もすぐに目が覚めるし…】

【寝る時は体の体温がほぼ一定でないと寝つきが悪くなるんですよ】

【温度差がないようにしないといけません…】

【連続睡眠しようと思えば、日中の疲れを貯めてないといけませんよ】

【あっ、初めて知りました】

【先生、詳しいんですね】

【私、睡眠健康指導士の資格持って人の睡眠改善に携わっていますので…】

【それはお疲れ様です…】

(疲れていない…)

【そんなことより、体冷やすとだめですよ。】

【血液の流れも悪いだろうし血圧も低いかもしれない】

【流れ悪いと血栓に繋がるかもしれないし…】

【何に注意すればいいんですか?】

【日頃から運動とかしてできる限り体を暖めるようにしないといけません】

【温熱器具もいいんですけど、やっぱり運動で体暖めるようにして欲しいです】【その方が自然だから…】

【…】

【今は寒いから暖かくなったら運動しますね】

【…】

(でた…断る言葉)

(人ってなんだかんだ理由言って…やらなあかんってわかっててもなかなかしないんですよね)

(暖かくなったら本当にするのだろうか…)

人のそんな弱い気持ちから 病気になるんだろうな

そんな思いがしたエピソードでした